オーガニックラバーがオーガニックにハマった理由 |9.kyuupartnerコラム

PR / Osawa Miho //



10年前にがむしゃらに働いていた頃にある日突然、ぎっくり腰になりました。 急に襲ってきた不健康という状態は、想像以上に不便でした。『健康であること』 のありがたさを実感し、そこからオーガニックラバーの道を歩み始めたのです。 そんな私がオーガニック、ナチュラル製品をこよなく愛する理由は、ただ単に 自分のためだけではないのです。

目次

  1. 私がオーガニックに目覚めた理由
  2. 心地良さを追求しつつ利他的思考も満たしたい
  3. SDGsにも取り組むオーガニック界隈
  4. 石鹸だって“ダイバーシティ”の時代

私がオーガニックに目覚めた理由

それまで健康優良児で大きな怪我もなかった私が、10年前にぎっくり腰になりました。当時、私は仕事に邁進していた20代半ばでしたが、あとから思えば「自分は若い」と過信していたこともあり、突然訪れた不健康な自分の不自由さに驚くやら悲しいやら、という状態でした。

そんなときに友人からもらったオーガニックのバスソルトや、気持を落ち着かせてくれるジャスミンやシダーウッドなどの精油にどれだけ助けられたことでしょうか。今でも私はこの香りが大好きで、そのときの状況や気持を鮮明に思い出させてくれる絶大な効果も感じています。ちなみに、その後に出会った女性ホルモンをコントロールしてくれるゼラニウムも大好き。自分が欲している香りが好きになります。

そのときから特に決意したわけでもなく自然とオーガニック製品を良い!と思い選ぶようになりましたが、良いと思う理由はなぜだろう、オーガニックって何が良いのかな、と調べるようになった私は、ある結論にたどり着いたのです。「ひとりよがりじゃなくて、周りや、地球全体を良くしたいという利他の心が溢れているのがオーガニックで、そこが好きなのだな」ということです。



心地良さを追求しつつ利他的思考も満たしたい

素材自体の成分だけではなく、香りやパッケージなど、細部にわたるまで徹底的に心地良さを追求しているのが本気のオーガニックアイテムです。例えば、パッケージに焦点をあててみると・・・オーガニック製品は、容器がガラス瓶であることが多いですよね。なぜだかご存知でしょうか。遮光性や保存性という側面だけではなく、環境問題にも大きく貢献するのです。ガラス瓶は、100%天然素材で土に還る唯一のリサイクル素材です。製品を使い切ってゴミになったとしても、それが地球に害を与えないのです。私は初めてこのことを知ったときに、“全く知らなかったなぁ”と驚きました!

私には5歳の娘がいますが、未来を担うこどもたちに託す地球を少しでも良いものにしたい!この世に生まれて良かったと思って欲しい!と願い、オーガニック製品を選択しています。家にはたくさんのガラス瓶に入ったコスメが並んでいますし、その瓶を花瓶や鉛筆立てとして再利用するなど、工夫しています。環境問題にも直結し、利他的思考に繋がるという、良い循環が生まれますね。それをまた娘も模倣し、実践していくという世代を超えた好循環も日々生まれています。

利他的思考というと【我慢】【慎ましさ】という、日本人の美徳とされる概念を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、見返りも求めずに行動する、ただそれだけなのです。オーガニックという世界は、そんなことも考えさせてくれる奥深いものです。ハマってから10年ほど経ちますが、まだまだ新たな魅力に気付かせてくれます。



SDGsにも取り組むオーガニック界隈

2019年末に講談社の雑誌「FRaU」が第二弾として丸ごと一冊特集をしたSDGsをご存知でしょうか。ワードとしては耳にしている方も多いと思いますが、今後さらに様々な業界でも注目されていくであろうSDGs(世界を変えるための17の目標)も、エシカルやサスティナブル、環境といったキーワードがあり、オーガニックという概念にも繋がります。例えば12番目のつくる責任つかう責任、15番目の緑の豊かさも守ろう、はオーガニックアイテムが真剣に取り組んでいるといえる分野です。持続可能な社会を目指すブランドが生み出すプロダクトを選ぶことで、私もそのような考えに賛同しているという意志表示をしていることになりますが、そういった考えが根底にあるブランドが多いことも、私がオーガニックのプロダクトが好きな理由でもあるのだなと 感じています。そんな観点からコスメを見てみるのも面白いことですね。



石鹸だって“ダイバーシティ”の時代

その他、最近重要視されているのがダイバーシティ、つまり多様性という考え方です。金子みすずさんが言った「みんなちがって、みんないい」ということです。

持ち物ひとつにしても、根柢の考え方に共通点があったとしても他の人と同じものでは面白くない!と個性を求めたくなる方にこそぴったりなのが、9.kyuu(キュウ)のパーソナライズソープです。色、形、香りから自由に表現することができるのですが、どれも正解、つまり正解じゃないものなどないのです。石鹸というと兎角既製品を選びがちですが、普段、深く考えずに既製品を手に取る人にこそ挑戦して欲しいです。

パーソナライズソープは、自分だけのたったひとつの石鹸。製品に愛着が湧き、大切に使い、結果的に環境をも守るというプラスの連鎖が生まれます。この連鎖も、オーガニックならではの面白さであると言えます。こだわりを持って自分らしさを表現してみることがきっかけで環境問題やオーガニックというトピックについて考えて、その人なりの行動が生まれてくるのだと考えます。

ちなみに私は、大好きなゼラニウムの香りをふんだんに香らせた石鹸を作りました。バスルームで全身を洗うときの至福感といったら!このコラムを読んでくださった皆さんにもぜひ体験して頂きたいです。



大澤 美保