No.7 Veil
9.kyuu 処方箋
LANDSCAPE AROMAに使用される精油の歴史と特徴
No.7 Veil (ヴェール)
あらたなる始まりの影
終わりの始まりを感じる香り
Lavender
・Lavender (ラベンダー)
科名:シソ科
精油抽出部分:花の咲いた先端部分・葉
芳香:ウッディーな基調のフローラルでかるく、くっきりとした香り
ラベンダー油はアロマセラピーで最も広く使用される精油の一つで、この植物は古い時代から治療に使われていました。また、ローマ人はラヴェンダーの消毒作用を尊び、これを浴槽に入れて沐浴し、創傷を洗いました。実際、英名のラベンダーのもとになったラテン語lavareは、「洗う」という意味です。
ドイツの哲学者・思想家のルドルフ・シュタイナー(1861-1925)は、ラベンダーは物質体・エーテル体・アストラル体の三つを安定させるとし、心理的な不調を癒す効果があると唱えました。
ラベンダー油は、神経の緊張を和らげ、気の流れを良くし、パニックやヒステリーを落ち着かせます。また、高い血圧を下げて心拍を鎮めます。不眠症に効果的なことは昔から広く知られています。肌に対しては、新しい細胞の成長を促すとともに皮脂分泌のバランスを整え、様々な肌タイプに効果をもたらします。
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参考文献:
アロマテラピーのための84の精油(1992/12/10)
ワンダ・セラー (著), 高山 林太郎 (翻訳)
スピリットとアロマテラピー 東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す(2000/12/25)
ガブリエル モージェイ (著), 前田 久仁子 (翻訳)
アロマテラピー〈芳香療法〉の理論と実際 (1985/8/30)
ロバート ティスランド (著), 高山 林太郎 (翻訳)
ハーブの魔術(2001/10)
マーガレット ピクトン (著), 佐藤 美保 (翻訳), 森川 由実子 (翻訳), 田中 瑞恵 (翻訳), 山口 香 (翻訳)