シンガポールライフ|9.kyuupartnerコラム

Hosaka Michiko//



シンガポールライフ

手づくりのオリジナル石鹸ブランド「9.kyuu」との出会いは大切なご縁がはじまりです。数字の9は、自身にも所縁のある永遠や宇宙をあらわすともいわれている「久(きゅう)」とも通じ、宝石のようにおしゃれな石鹸に惹かれ、シンガポールに持ち帰りました。

出張や旅行が多い中、石鹸といえば宿泊先のアメニティを使用してきたくらい拘りもなく、9.kyuuを使いはじめて石鹸のもつ本来のパワーに驚くことになるとも知らずに。

美しいパワーストーンをバスルームに置いたくらいの気分で、使うのがもったいなくて、しばらく眺めていましたが、それまでの石鹸が小さくなって使い難くなったのを機に手にとってみると、きめ細やかで滑らかに泡立ち、洗浄力があってサッパリするのに、しっとり落ち着いて、石鹸が小さくなる頃には、一年中、シンガポールの極端に強い紫外線を浴びている肌に透明感もでてきて、身体の痒みや発疹も軽減されていました。

最も感動したのは、9.kyuuは最後までその命をまっとうするかのように、消える瞬間まで同じクオリティを保ち、手のひらで一欠片も残ることなく弾力のある美しい泡となったこと。

石鹸にも命があることを実感した瞬間です。

そこで初めて9.kyuuを詳しく調べ、永続可能な文化をつくる、ものをつくる暮らしの楽しさをコンセプトに、サスティナブルケミストリーから誕生したオーガニックな植物性の素地を使用していることを知りました。

環境のために選んでのはなく、自分で使って良いと辿り着いたのが、9.kyuuのオーガニック石鹸です。

免疫疾患の持病から美容の施術にも制限があり、まつげのエクステや刺激の強い化粧品もアレルギー反応がでて、数年前には全身の肌がボロボロになった時期もあり、コスメに頼らず、ナチュラルに美しくいられることを意識しています。

最近は、DNA検査をもとにした食事指導やパーソナルトレーニングによるボディメイクをはじめ、努力が実る、そんなシンプルなことが喜びとなり、そんなときに9.kyuuにも出会い、心身ともにヘルシーになってきた今、また新たなことに挑戦するエネルギーに満たされています。

9.kyuuはパーソナライズのオリジナル石鹸を作れるため、愛用するだけではなく、私のような体質の人でも安心して使える石鹸を、世界中の必要としている人たちにお届けできたらいいな、自然由来の植物性ならハラールの対応もできるかもしれないなど、夢が広がります。

9.kyuuでは手づくり石鹸のワークショップを開催しているので、環境や原材料を学びながら自分好みの石鹸をつくることができたら、毎日、使う度に心も洗われるようで素敵だろうなと思いを馳せながら、国外でもワークショップを開催するサポートをしてみたいなど、9.kyuuの石鹸を一つ使い終わっただけで、創造力が刺激され心も美しくなれる、そんな身体に触れるものへの価値観を変えてくれた出会いに感謝しています。

水着や薄着になる機会が多いシンガポールでは、デリケートゾーンのケアにも9.kyuuは最適です。

石鹸を愛用している人も、そうでない人も一度お試しください。好きなアロマのおしゃれな石鹸をバスルームに置いたり、旅のお供にすると、気分も上がりますよ!





保坂 美智子 プロフィール

海外在住歴26年、5カ国7都市を経て現在はシンガポール在住。カリフォルニア大学バークレー校の統計学部を卒業後、ニューヨークのデロイト・コンサルティングに入社。グローバル企業の新規事業開発やシステム導入プロジェクトでPMOを経験し、アジアに拠点を移してからは、東証一部上場企業のグループ会社で業務執行取締役に就任。マカオで初めて日本語のエリア情報誌を創刊。その後、唯一の日本人として多国籍ベンチャー企業に経営陣として参画する中、初めての起業は、国際線LCC航空会社の日本支社。コールセンターを本社に設置し、日本での社員雇用・事務所を撤廃することで徹底したコスト削減を実施。

シンガポールで永住権を取得して、ロスアンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、東京、香港、マカオでのキャリアをもとに、コンサルティング、携帯アプリ、飲食、ランドスケープなどの分野で起業。アメリカの学生時代は新しい学科設立を嘆願し実現、マカオではLCCの規制緩和に貢献し、シンガポールでは日本の桜を初めて常夏で咲かせるプロジェクトの立ち上げから参画など、どの土地、どの分野でも、常に新しいことに挑戦し、現在は複数の法人・事業の代表を務める。

クライアントは母語を日本語としない政府関連も含めた地元起業が多く、地元密着型と国際ビジネスの双方に携わる。ほとんどの業務をスマートフォンで対応し、時間や場所にとらわれることのない自由な働き方をすることで、複数のプロジェクトを同時進行しながら、家族と過ごしたり、自分の好きなことをする時間を十分とることのできる暮らしを叶えている。