<9.kyuu の星のお便り>vol 5 パウル クレー

光と闇の間に生まれる生命の色彩 パウル・クレーの星と人生

 

The colors of life born between light and darkness

Paul Klee's Astrology and Biography

 

 

 

『忘れっぽい天使』Vergesslicher Engel 1939

 

 

目次


1) アーティストの人生の中に星空を探す
Vol.2​パウル・クレー

7歳ごとに変わる星と人生の関係

〈 0歳 - 21歳 からだの成長の時期 〉

 

0歳-7歳・・・・・・月 7歳-14歳・・・・水星 14歳-21歳・・・金星 18歳7ヶ月頃・・・第1ムーンノード

〈 21歳 - 42歳 魂の成長の時期 〉

 

21歳-28歳・・・太陽-1 28歳-35歳・・・太陽-2 35歳-42歳・・・太陽-3 37歳2ヶ月頃・・・第2ムーンノード

〈 42歳 - 63歳 精神の成長の時期 〉

 

42歳-49歳・・・火星 49歳-56歳・・・木星 56歳-63歳・・・土星 55歳9ヶ月頃・・・ 第3ムーンノード

 

 

 

 

2) 光と闇の間に生まれる生命の色彩

 

 

 今回は、1879年12月18日射手座生まれのスイスの画家、パウル・クレーを取り上げてみます。

 

 パウル・クレー Paul Klee

 

 

 

〈抽象〉〈哲学〉〈大学の教授〉といった射手座的なテーマが、作品にも人生にも散りばめられているクレーの人生。魂のレッスンの隣で瞬いてくれていたのは、どんなエネルギーを持った星だったのでしょう?! 今回も7歳ごとに担当が変わる星たちを眺めてみましょう。同じ年齢の時期に皆さんに起こっていたことも、ぜひ思い出してみてくださいね。 

 

 

 

 

 

 まずは、音楽に例えるなら楽器をつくる時期!

〈 0歳 - 21歳 からだの成長の時期 〉のクレーの星空です。

 

 

 

0歳 - 7歳 ・・・ ・・・月 世界は善い 信頼によって意志が育てられる時期

 

クレーの月は、水瓶座の27度から魚座の10度の間にあります。太陽とセクスタイル、木星とコンジャンクション、冥王星とスクエアです。

 

人生の方向が明らかになりやすく、実現させやすい環境が準備されます。未来への希望に満ち、周りの人をリラックスさせる雰囲気が備わっています。過酷な状況を受け入れる力があるため、小さなことで動揺する人の気持ちがわかりにくいところがあります。

音楽教師の父と、声楽を学ぶ母... クレーはそんな音楽一家に生まれました。絵の方では、母方の祖母に手ほどきを受けています。音楽や絵など、芸術方面へ進むことがスムーズにできる環境の中で育っています。

 

 

Bild aus der Kindheit um 1889年 9歳〜10歳ごろのクレーの絵。音符がダンスしているような花から、陽気な音楽が聴こえてきそうです。あたたかな色が使われ、こちらまでほのぼのしてきますね。

 

 

 

❷​ 7歳 - 14歳 ・・・・ 水星 世界は美しい 関係によって感情が養われる時期

 

 

水星は射手座の11度にあり、木星とスクエア、土星とトライン、天王星とスクエア、海王星とインコンジャンクトのアスペクトをとっています。

 

心の中に浮かぶイメージの探究に興味があります。日常的なことよりも精神的なことを知ると満たされます。伝統的な知恵を復活させ、世の中に役立てたいと考えます。それらが見えない世界だけで通じる言葉のように曖昧なかたちで広がるので、人に伝わりにくく苦々しい思いをします。規則正しくものごとをこなす忍耐力を持っているので、時間をかけても完成させてゆくことができます。


小学校の入学と同時にバイオリニストに弟子入りを果たしたというクレー。11歳の頃には、オーケストラで非常勤として働くほどの腕前がありました。クラシックという伝統的な音楽に関わることで、目に見えない音というものが感情の中に広がります。クレーは、12歳から18歳までの間に9冊のスケッチブックに絵を残しています。コツコツ何かを積み上げるというリズムも養われてゆきます。

水星の時期は、49歳から56歳の木星の時期と関係しています。時間を経た木星の時期...1 929年から1935年ごろ...のクレーの絵に、伝統的な音楽が表現されていないかを眺めて みるのも面白いでしょう。

 

 

 

『アーレ川の風景』Aarelandschaft 1900年 20歳ごろのクレーの絵。アーレは故郷ベルンを流れる川です。湿度まで感じられそうな緑色のトーンが広がり、まどろんでしまいそうな心地よさです。

 

 

14歳 - 21歳 ・・・ 金星 世界は正しい 真実によって思考が磨かれる時期

 

 

金星は蠍座にあります。火星と海王星のコンジャンクションに対しオポジション、木星とトライン、天王星とセクスタイルです。土星とはインコンジャンクト、天王星とはセクスタイルです。金星は蠍座、天王星は乙女座、海王星は牡牛座、それぞれ10度という度数にあります。

澄んだ空や海のように、純粋なトーンが遮られず広がっていような心地の良さ、また、輪郭のない光や空気、異なる時間の中に存在する夢のような世界に感情が奪われてます。アバンギャルドな中にもルールを作ることで、それらをうまくまとめてゆくことができます。10度というのは、魅了されるものを生み出す、優れたデザイナーのような人に多い度数です。

この7年は、自分で判断し、自律していこうとする時期です。個性が生まれる準備として、反抗するといったことも起こります。高校時代に教師をからかって定学処分を受けたクレーはフランス近くへ初めてのスケッチ旅行に行っています。のちに親の反対に押し切るかたちで結婚することとなる、ピアニストのリリー・シュトゥンプフとは、19歳の頃に出会っています。

金星の時期は、42歳から49歳の火星の時期と関係しています。1921年から1928年ごろのクレーの絵に、この感覚が表現されているかもしれませんね。



18歳7ヶ月頃・・・第1ムーンノード 私は何者なの? 人生で何をしたいの? と問う 時期

 

 

約18歳と7ヶ月ごとに、出生のホロスコープのドラゴンヘッドと同じ位置にドラゴンヘッド がくるのですが、そのタイミングを〈ムーン・ノード〉と言います。ドラゴンヘッドというの は、WiFiスポットならぬ、自我スポット?!?!。自我というものが、降りてきやすいポイン トとも言われます。

このタイミングには、個々の自我スポットにアクセスしやすくなり、これからの人生を垣間見るような出来事が起こったりします。

 


高校の卒業が近づくムーンノードの頃には、音楽と美術のどちらを選ぶのか?、また美術であれば、フランスのパリとドイツのどちらで学ぶのか?という問いの中にいます。美術理論を持って制作をするようなクレーは、ラテン気質の人々が活躍していたパリではなく、哲学の国のドイツを選び、ミュンヘンに出ました。




『むらさき色のリボンの人形』 Puppe an violetten Bändern 1906年 ピアニストのリリーと結婚したころの絵です。〈死〉と〈誕生〉の色でもある紫のリボンが、この時期の静かなこころの揺れを表しているようです。

 

 

 

 

つぎは、音楽に例えるなら楽器を演奏する時期!
〈 21歳
- 42歳 魂の成長の時期 〉のクレーの星空を眺めてみましょう。

 

 

21歳 - 28歳 ・・・ 太陽 - 1 世界を発見する 経験によって魂が育てられる時期

 

 

クレーの太陽は、射手座の26度にあります。冥王星とタイトなインコンジャンクトです。異次元との接点によって改造が促され、全く違う人間になってしまったかのようになることがあります。

 

この7年は、「どこまでが親の影響で、どこからが本当の私なのだろう?」といった葛藤が起こります。そのために冒険をしたくなる時期です。ミュンヘンの美術アカデミーが合わないと思ったクレーは、21歳の途中で退学を申し出ます。友人と半年間のイタリア旅行に出たあと、一度故郷に戻ることにします。ヴァイオリン奏者の仕事をしながら、独学で絵の模索をします。26歳の秋にリリーと結婚し、再びミュンヘンに家を借り、絵を描きます。28歳の頃、息子のフェリックスが誕生します。



『ホテル』Das Hotel 1913年 射手座は視えない世界に飛び込んでゆくのが好きです。クレーもよく他の国に旅に出てます。ここはその時泊まった ホテルでしょうか?

 

 

❹ 28歳 - 35歳 ・・・ 太陽 - 2 世界を理解する バランスによって魂が養われる時期

 

 

この7年は、人との関係の中で愛や憎しみなど、さまざまな感情の体験をします。太陽の周りを一周した土星が、出生のホロスコープの土星と同じ位置にやってくる〈サターン・リターン〉という時期です。

 

人生は63年という説であれば、31歳の半ばは、誕生と死の折り返 しのタイミング。現実の世界の底辺を体験するようなことが起こります。けれども暗闇で小さな光の存在に気づくように、苦しさの中で重要な人と出逢ったりもできる時期です。

 

クレーの家計は、リリーのピアノ教師の収入によって支えられていました。クレー自身は、幼いフェリックスの子育てと家事全般をしながらキッチンで絵を描いていたそうです。素描家として出版社に持ち込みなどもしていましたが、採用されることはありませんでした。

クレーが郊外で絵を描くようになったのは、フェリックスが3歳になった31歳のころです。カンディンスキーやアウグスト・マッケなど、同時代のアバンギャルドな画家とは、この時期に知り合います。クレーも、彼らが活動している〈青騎士〉という芸術家グループに仲間入りします。

クレーにとって34歳はとても大きな意味のある年でした。春のチュニジア旅行によって作風が一変し、色彩画家への転向が起こったのです。クレーの画集などで紹介されている色彩豊かな抽象画の多くは、ほとんどがこの時期以降のものです。そんな高揚と同時に、世界では第一次世界大戦が始まります。チュニジアの旅を共にしたマッケが戦死。クレーはひどく落ち込みます。


 

『ああ、我が苦悩を更に深むるもの 、それは我が苦しみを察することなき汝なり』Und ach, was meinen Kummer noch viel bitterer macht ist, dass Du nicht einmal ahnen magst, wie mir ums Herz ist 1916年 〈青騎士〉の親友のマルクが戦死。モワイエの奥さんが出産時に亡くなり、クレー自身も軍事に就くこととなった年 の絵です。

 

 

35歳 - 42歳 ・・・ 太陽 - 3 世界を捉え直す 問いによって魂が磨かれる時期

 

 

この7年は、人生の引き算の始まり。孤独を覚えはじめます。現実の世界で身につけてきた考え方や癖を捨て、精神的な生き方が必要だと考えはじめます。

マッケに続き、最も仲の良いマルクが戦死します。41歳の頃には母もなくなります。この時期のクレーは、輪郭のある文字 というモノが、輪郭のない色の中へ溶け込んでゆくような絵をたくさん描いています。友や家 族の死によって、輪郭のある現実の の世界を手放し、輪郭のない 精神の世界へと移行し てゆくように...です。

 

 

 

 

37歳2ヶ月頃・・・第2ムーンノード 私は何を果たしたいの? 人生はこれで良いの? と問う時期

 

 

2回目のムーンノードの頃には、それまでとは全く違う価値観に目覚めてゆきます。住んでいる場所や職業など、生活スタイルを変えたい気持ちになります。


35歳の春からの約3年、クレー自身もドイツの軍事に就きます。兵役をしながら、クレーは絵を描き続けました。そんな中で迎えたムーンノードのころから、多くの作品が売れ始めます。新聞記事や画廊で取り上げられるなど、新進の画家としても認められてゆきます。39歳になる直前には、1度目のムーンノードの頃から続けていた日記を終了させます。画廊との契約が始まり、シュレーヌ城にアトリエを借りて油絵を始めます。大きな展覧会が開催されたり、挿絵を担当した本が出版されるなどし始めます。






『寺院の上の大空』 The Firmament Above the Temple 1922
チュニジアから帰ったクレーは、深い瞑想生活をおくっています。緑は、光と闇のバランスの取れた色。理不尽な体 験や悲しい出来事などに出逢った時に、植物の緑の中に行くと良いかもしれませんね。

 

 

 

 

最後に、音楽に例えるなら、自分の音楽を作って奏でる時期!
〈 42歳
- 63歳 精神の成長の時期 〉のクレーの星空を眺めてみましょう。

 

 

 

42歳 - 49歳 ・・・ 火星 地上で挑戦する 葛藤によって精神が育てられる時期

 

 

クレーの火星は牡牛座にあります。海王星とコンジャンクション、金星とオポジション、天王 星とトラインし、調和...レクタングル...という複数アスペクトを作っています。神秘的な感覚を 持っています。それらを多くの人にアピールしてゆけるような、自由な仕事場で働こうとします。

 

 

この7年は、自分の中に隠れていた才能を見つけだします。新たに発展させたその能力を、多 くの人へ渡してゆく時期です。

 

1919年、第一次世界大戦に破れたドイツにワイマール共和国が誕生します。同時に、芸術と技術の統合を目指した画期的なアートスクール〈ワイマール 国立バウハウス〉が設立されます。クレーは41歳の頃、この学校に教師として招かれます。 ほとんど独学で絵を描き続けてきたクレーは、先生の経験もまったくありませんでした。そこで、自分がどのような思想を持って作品を組み立て、絵にしてきたのか?を説明するようなスタイルの授業をしました。絵の制作の傍に隠れて育っていたその才能によって、クレー独特の芸術理論が発展してゆきます。

 

 

『魚の魔法』 Fish Magic 1925
 色の絵の具を塗ったあと、黒で覆って引っかくという技法で描かれています。闇の色の中から豊かな光の色が現れ、 ファンタジックに展開しているこの作品にも、クレーの色に対する哲学が含まれているような気がしますね。

 

 

49歳 - 56歳 ・・・ 木星 地上で奉仕する 調和によって精神が養われる時期

 

木星は魚座にあります。金星とトライン、天王星とオポジション、海王星とセクスタイル、それらでミスティック・レクタングルという複数アスペクトができています。人の協力を得やすく、柔軟さと持続力を持って、2つのことに同時に取り組めたりします。そのためハードワーカーになりやすいです。

この7年は、新たなリズムを見つけ、人生を振り返るための休息が必要な時期
人類的な愛を持って、若者を育ててゆく時期です。

この頃のクレーは、くすんだ暗い色の後に透明な色を塗って調和させてゆくような絵に取り組みます。51歳になったクレーはバウハウスをやめ、デュッセルドルフ美術アカデミーで教えはじめます。戦争の敗北後のドイツは、経済不況で失業者があふれ出し、社会が冷えてきていました。クレーの創作は、そんな外の世界とこころの中の世界のバランスを取るように、熱が入ってゆきます。その後に台頭したナチス政権の圧力によってアカデミーを解雇されたクレーは、54歳で故郷スイスへ亡命します。ミュンヘンに出て制作を始めたころを思い出すような生活の中で、一日のスケジュールをきめ、絵を描き料理をし、ヴァイオリンを弾くなど元気に過ごします。




『パルナッソス山へ』 Ad Parnassum 1932
アポロンや創造の女神ミューズが住んでいると言われる山です。ポリフォニーという音楽のように、四角い色が組み 合わさった画面の上に、いく層もの明るい色が重ねられています。

 

 

 

⓫ 55歳9ヶ月頃・・・ 第3ムーンノード 私は何を果たしたのか? 新しい課題や可能性 はあるの? と問う時期

 

 

3回目のムーンノードの頃には大きな喪失感を覚えます。精神的な学びを深め新たな発展をさせるのか?ただただ衰退をするのか?そんな大きな分岐点です。

銀行口座も凍結されるなど生活が困窮してゆく中で、クレーを支援する友人たちによって大きな展覧会が開催されバウハウス時代の作品の大半が売れます。ムーンノードのタイミングで難病を発症。翌年からは、亡くなるまで続く療養生活が始まります。

 

 『ドゥルカマラ島』Insula Dulcamara 1938年 クレーの作品の中で最大のこの絵は、刻一刻と寿命が近づく中で誕生しています。

 

 

 

56歳 - 63歳 ・・・ 土星 地上で洞察する 叡智によって精神が磨かれる時期

 

 

 

土星は牡羊座にあります。水星とトライン、インコンジャンクトの金星と天王星でヨッドとい う複数アスペクトを作っています。新しくも親しみやすいセンスがあります。その限られた分野に忍耐強く取り組み、世の中に​広く行き渡らせることができます。

 

この7年は、多くの人が病気と向き合う時期です。身体の不自由さと入れ替わるように、直感 が冴え、精神的な学びがもたらされます。病で手が自由に動かず、それによって太い線を使っ た新しい作風が生まれます。それらの多くは今までにはない大きいものでした。「線を引かな い日はなし」と言って制作していたクレーでしたが、売るあてはありませんでした。亡くなる 前年...59歳の一年間には、1254点もの絵を描いています。代表作と評され、後世の人々 にも愛され続けている49枚の天使シリーズも、この頃の作品です。

 

 

『ダンスポジション』 Tanzstellung 1935
東洋的な顔立ちで穏やかな性格だったクレーは、〈バウハウスのブッダ〉と呼ばれていたそうです。

 

 

 

2) 光と闇の間に生まれる生命の色彩

 

 

クレーは、壁にぶつかるたびに長い旅に出たり、困難が訪れるたびにたくさんの絵を描いたり... 闇のような状況が訪れるたびに、自ら光を掴もうとするような挑戦をしています。

 

大切な出逢い、美しい作品、恵まれた職場... クレーの豊かな人生は、光と闇の体験のバランスをとる中で生まれています。それはまるで光だけではなく、〈光と闇の調和の中で美しい色彩が誕生する〉といったクレーの理論のようにです。

 


色彩で〈輪郭を持たない精神の世界〉を、線では〈輪郭を持つ現実の世界〉を表現しようとしていたクレー。

そんなクレーの墓石には、「私はこの世では理解されにくい。何故なら私は、未だ生まれざる者たちと死せる者たちの間に住んでいるからだ」といった生前の言葉が刻まれています。


射手座は、みえない世界へ挑戦するのが大好き。

 

コロナがもたらした闇の中で、私だけの光が捉えやすくなっている今。同じく挑むのが得意な火星が、11月14日から順行し、射手座シーズンの挑戦のエネルギーに拍車をかけます。 年末の大きなイベント、グレートコンジャンクションも迫ったこの1ヶ月。ぜひ “私だけの光 の方向に挑んでみてください。そしてクレーの絵のような美しい色彩を、皆さんの人生の中に誕生させていってくださいね。

 

 

 

 

 

 



あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。 あなたは十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。 北斗とその子星を導くことができるか。 あなたは天の法則を知っているか、そのおきてを地に施すことができるか。

『ヨブ記』の第38章 31 33 の一説

 

 

 

次回の9kyuuの星のお便りでは、 琳派の作品の中に星を探します。

 

 

 

美術家 田谷美代子

印刷会社勤務の傍ら、子どもとの自然体験の場や絵本教室に通う。 絵を描くための哲学の必要 性を感じ、渡独にて人智学、その後占星術に出会う。 国内、フランスのギャラリーにて作品の 出展や、本の装丁、プロダクトパッケージなどを手がける。 また、現在子どものアートワーク ショップの開講に向け準備しております。

 

 

 

9kyuu Creative Director / Designer SAYAKA HAMADA 9kyuuのクリエイティヴディレクター / デザイナーであり、数年前よりミツバチの生態やアー ト、占星術、人智学、自然哲学、民俗学などを学んでいます。