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暮らしを快適にする日々の習慣|9.kyuupartnerコラム

翻訳家 / Yamaguchi Hanae //

 

かつて都内で一人暮らしや夫と二人暮らしをしていた時代は、疲れたら家で過ごすよりもむしろ美味しいレストランに出かけたり、マッサージやスパに行ったりすることが私にとって息抜きや気分転換でした。しかし、長い海外生活や子育て経験など様々な人生経験を経て、時々外でする贅沢以上に、実は毎日過ごす自宅を快適な空間にすることの方が心身への作用が高いと感じるようになりました。暮らしを快適にする日々の小さな習慣を紹介したいと思います。

目次

  1. 用途や気分に応じてナチュラルな香りを取り入れる
  2. 心地よく質の高い睡眠のため、環境を整える
  3. ゴミを減らすサスティナブルな取り組みをしてみる
  4. おしゃれの幅をあえて狭めて、クローゼットの中身を減らす
  5. 大掃除はできるだけせずに日々掃除する

用途や気分に応じてナチュラルな香りを取り入れる

 

かつて製薬会社に勤めていた際、アロマセラピーに関するプロジェクトに参加することとなり、アロマセラピーの基礎知識を学ぶため、スクールに半年ほど通わせていただきました。今から20年近く前のことですが、当時、すでにアロマセラピーは人気があったように記憶しています。スクールに通う以前は、精油の使い方や組み合わせ方法がわからず、ショップを訪れても、予め精油がブレンドされたマッサージオイルを購入する程度でした。そのスクールで学んだアロマセラピーのボディケア方法などはすっかり忘れてしまいましたが、香りが元々好きなこともあって、今でも日常的に精油を愛用しています。

だいたい5?10種類程度の精油を常備し、用途や気分に応じて楽しんでいます。寝室にはアロマディフューザーを置き、眠りに良いとされるラヴェンダーやフランキンセンスなどを使用しています。また、お手洗いや玄関などにはすっきりしたグリーンの香りが好みなので、素焼きストーンにユーカリプティスやジュニパー、ティートゥリーなどを垂らし、お気に入りの陶器のお皿の上などにおいています。また、クローゼットや引き出しには精油を練りこんだ石鹸(最近は9.kyuu(キュウ)のものを愛用)を忍ばせています。

不自然な香りや強すぎる臭いは苦手なので、市販のルームフレグランスや香料入りの洗剤などは基本的に購入しないようにしています。また精油もできればオーガニックのものを選ぶようにしています。



心地よく質の高い睡眠のため、環境を整える

 

ベルギーに暮らしていた頃、コルトレイクというリネン産業で知られる小さな街を訪れました。ベルギーの老舗リネンブランドLIBECO(リベコ)と言えば、リネン好きならピンとくる街の名前かもしれません。リネンというとシワになりやすくて面倒くさそう、となんとなく倦厭していましたが、使い心地がよいと店員さんに聞き、シーツとベッドカバーを購入しました。すると、それまで使っていた綿のシーツとは比べ物にならないほどのさらりとした肌触り、そして優れた通気性や吸湿性に驚きました。リネンは眠る環境には本当にオススメです。

また、パジャマは最近、自宅近くの素敵なオーガニックコットン製品を取り扱うショップでお気に入りのものを見つけました。オーガニックコットン100%で出来た日本製のパジャマです。決して安い買い物ではなかったのですが、驚くほどふんわり柔らかな触り心地に一瞬にして心を鷲掴みにされて購入しました。

人生の3分の1は睡眠時間と言いますから、やはり睡眠の質を上げることは暮らしの質を向上させる上でとても重要だと感じています。肌に触れるものは、できるだけ優しくリラックスできるナチュラルな素材を選ぶようにしています。



ゴミを減らすサスティナブルな取り組みをしてみる

 

10年前、ヨーロッパに暮らし始めた当時、スーパーマーケットで買い物袋が有料だったことや、エコバッグを持ち歩く人が多いこと、地元の人はあまりプラスチックラップを使用していないことなどに驚きました。

あれから10年経った今、スーパーマーケットにリサイクル回収場所が設置されたり、買い物袋が有料化されたりと以前よりも環境問題への意識の高まりを感じます。一方、欧米やヨーロッパに比べて紙製品やプラスチック製品などの消耗品の価格が安いこともあり、ついつい使い捨てのものに手が伸びてしまいがちです。便利なことは便利ですが、最終的にゴミが増えて、あまり気分は良くないので、意識的に日々ゴミを減らす努力をしています。ゴミが減るとキッチン周りも臭わないし、ゴミのためのスペースも小さくて済むため、気分も良くなります。

また、現在暮らすつくば市では、ありがたいことにゴミ処理機に助成金が出るため(2019年12月現在)、我が家では小さめのゴミ処理機を購入しました。乾燥させたゴミを堆肥として家庭菜園の土に混ぜています。それからプラスチックラップは極力使わず、何か温めるときにはその器に耐熱の皿をかぶせてレンジに入れています。あまり使用頻度は高くありませんが、アメリカのオーガニックスーパーマーケットなどで購入できる「Bee’s wrap(ビーズラップ)」(オーガニックコットンにミツロウを染み込ませた繰り返し使用可能なラップ)も愛用しています。

持続可能な範囲で日々小さな努力をしたいと思います。社会や地球環境に良いことはもちろん、自分自身も日々気持ち良く過ごすことができます。



おしゃれの幅をあえて狭めて、クローゼットの中身を減らす

 

私はこれまでに引越しを10回以上経験しています。その都度、最も減らしてきたのは衣類です。かつて衣類は私にとって最も厄介で整理しにくいものでした。たいていの服には何らかの思い入れがあるし、今着なくてもいずれはまた着るかもしれないと思うとなかなか処分できず、溜まる一方でした。

そこであるとき、着る頻度が多いものと低いものとに分けたところ、前者のあまりの少なさに我ながら驚きました。つまり、大して数は必要ないということにようやく気がついたのです。また、いずれも流行のおしゃれとは無縁のシンプルでナチュラルな色と形の飽きがこないものばかり。そこで何年も着ていないものは一気に寄付やリサイクルに回して一気に処分しました。現在はできるだけ何か処分するときにのみ、新しいものを購入するようにしています。ものが多すぎると収納する場所にも困りますし、潜在的ストレスにさえなっていたのかもしれません。

個人的にはおしゃれの幅は広くないほうが楽だという結論に至りました。



大掃除はできるだけせずに日々掃除する

 

一人で自由に動き回れたときは家で過ごす時間が短く、家の中にさほどこだわりはありませんでした。むしろ、週末や仕事が終わった後の楽しみやリラックスといえば、外に出かけて美味しいものを食べたり、スパやマッサージに出かけたり、外で過ごしてばかりいました。

しかし、家族ができた今、家で過ごす時間は長く、その時間そして環境をいかに快適なものにするかどうかが、心身のコンディションを左右するように感じています。

家を常に綺麗にしておきたいものの、大掃除は面倒なので日々ちょっとの時間に掃除をしています。当たり前の事かもしれませんが、お手洗いやキッチン、風呂場は使った直後に拭くようにしています。たいていの汚れは重曹やクエン酸や植物性洗剤などで簡単に落ちるので重宝しています。

それと楽できるところは楽して自分の時間を確保するため、洗濯物は基本乾燥までおまかせ、床掃除はロボット掃除機を毎日使用しています。 無理して頑張っても続かないので、楽できるところは楽をしながら、日々の暮らしを快適にする習慣を続けています。

著者のプロフィール: 山口 華恵 Hanae Yamaguchi

東京女子大学 文理学部英米文学科卒業後、大手製薬会社、外資系PR会社および日系PR会社で広告・広報業務に携わった後、夫の仕事都合でベルギー・ドイツ・アメリカ(ニューヨーク州)で約10年間生活を送る。現在は夫と4歳の子供と茨城県つくば市に暮らし、フリーランス翻訳者およびPRコンサルタントとして活動。現在、ヨガジャーナルオンラインおよびmadameFIGARO.jp(フィガロジャポン)の翻訳を毎月レギュラーで担当している。本サイトでは、海外での子育て経験や国内外の暮らしの中での学びやヒントについてコラムを執筆。