射手座♐️新月からの過ごし方 12/15

射手座新月の星のお便り 

 

いよいよ今年最後の射手座の新月のお話となります。

今回の射手座新月は日蝕を伴う新月。

 

 

 

 蝕を伴う新月が表していることは、、、、

 

ここから、約半年間に起こる社会の方向を示すという、非常に強い新月となります。

 

日蝕とは個人、または国家においても大きな変化の起こるタイミングでやってくるものとなります。それは新しい道を示されるということかもしれません。

 

この新時代において、強力な助っ人となるといっても過言ではないこの日蝕。

 

コミュニケーションの水星ふたご座、射手座の持つ高い精神性と知性。

 

これらを、自らの思考によって再構築し、点検し直すタイミングとなるでしょう。

 

 

 

キーワード:”真実の探求、哲学、教育、楽観主義、海外、コミュニケーション”

 

 

 

 

また、2020年、天文学的にもスピリチュアル界でも一大イベントとされているグレートコンジャンクションが12/ 21にいよいよ起こります。

 

 

グレートコンジャンクションとは、社会を表すと言われている星、木星と土星が20年ごとに重なることをいうのですが、それに加えて、そのコンジャンクション(重なる)場所が、200年ぶり?!に地の星座から風の星座の水瓶座へ移行します。

 

 

 

200年前といえば1820年。イギリスで産業革命が起こり、ものつくりや輸送など機械化による、物質的な豊かさへ急速に進み始めた頃となります。

 

その頃の星空は、奇しくも地の星座へ移行したタイミングのグレートコンジャンクションがおこっているのです。

 

 

この革命的要素にプラス、今回のグレートコンジャンクションには未だ、冥王星の力も関わっています。(2020年山羊座トリプルコンジャンクションからの移行期により)

 

 

冥王星といえば、破壊と再生を司る星。これが何を意味するかと言いますと、この200年の間につくられてきた社会をことごとく変容させようとするエネルギーが働くということになります。

 

 

 

産業革命から200年かけて作り上げられた物質的豊かさをことごとく潰しにかかります。〈お金やモノが豊富であることを目指していった世の中〉から、 人とのコミュニケーションや情報のシェアを目指してゆく世の中へ〉モノではなく、知性やコミュニケーション、ネットワーク、発明、テクノロジー、ソーシャルメディアなどに私たちの意識が移り変わって行くということになります。AIなども水瓶座らしいキーワードの1つとなります。

 

 

水瓶座のエネルギーは、自由と平等。オリジナリティ、友愛、博愛といったキーワードを携えています。

 

これまで星のお便りでお話ししてきた、自由と平等、友愛というキーワードはここからやってきています。

 

 

参照  ドラクロア ~民衆を率いる自由の女神~

 https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/9kyuu-hoshinotayori1

 

 

そのような時代の変わり目に今、私たちは立たされていて、否応なく流れて行くことになります。

 

それは、まるで風のように枠やヒエラルキー、境界などおかまいなしに吹き抜けてゆくのです。

 

 

 

地から風へ。それは目に見える世界から目に見えない世界へといっても良いのです。

 

 

 

参照  マグリット ~目に見えるものと見えないもの~

 https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/9kyuu-hoshinotayori3

 

 

 

その風に乗ってゆくということはどういうことなのでしょうか?

 

 

 

私たちは、これからより自由に、より平等へと向かって行きます。

ここで1つ考えておきたいことは、自由とは何か?平等とは何か?ということではないでしょうか?

 

以前、ミケランジェロの最後の審判のお便りでお伝えした平等。

 

 

 

参照  ミケランジェロ ~最後の審判~

https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/kyuu-hoshinotayori4

 

 

 

 

私たちは1人として同じ姿ではありませんし、生きている国や環境は様々です。

平等とは、皆と全く同じ状態(同じものになる)ということでなく、それぞれにそれぞれのスタイルがあるということを認め互いに尊重するということなのではないのでしょうか?

 

だからこそ同じでない、ということをお互いに尊重する必要があるのです。

 

それは差別ではなく、ただそれぞれの存在を慈しむということなのだと思います。それが友愛というものなのではないでしょうか?

 

 

 

参照  マティス ~友愛~

https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/9kyuu-hoshinotayori2

 

 

 

 

私たちは、それぞれにこの地球上において、役割を持って生まれてきているのでなかろうか?と私は感じています。

 

その役割とは、”自分が自分らしく生きる”というところに集約されているものなのではないでしょうか?

 

 

 

その”自分らしさ”を自分で見つけ出したときに、初めて本当の自由というものを手に入れることができるのです。

 

 

 

自分がどうしようもなく好きなこと、何かに突き動かされるような何かにであったら、大きなチャンスです。

 

それは、もしかしたらとても恐怖を伴うかもしれません。それは1つの大事なシグナルです。

 

今の自分を一度壊すことによって、新しい自分に出会うことになるでしょう。

 

 

 

参照  ピカソ ~自分自身が変わること~

 https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/kyuu-hoshinotayori5

 

 

 

ぜひ、一度でも何度でもトライしてみてください。失敗なんてないのです。自分自身が変わること、それは物事や世界をみる、観点を変えることといってもいいでしょう。

 

 

その体験が本当の答え、または真実を導き出せるのです。

 

 

 

 

誰かのためでなく、まずは自分のために。

 

自分のためにすることが、誰かのためになる、ということを自分の中、内側から探してみてください。

 

きっとそこには今まで見ていた景色とは違った、新しい色彩の世界が生まれてくることでしょう。

 

 

 

参照  パウルクレー ~色彩の画家~

 https://9kyuu.com/blogs/9-kyuustaff/kyuu-hoshinotayori6

 

 

自由とは決して、自分勝手ということでなく、自分の心が示す”真ん中”の道を責任を持って歩くということなのだと思います。

 

自分の行き先のコンパスは心の中にちゃんと持って地上におりてきているのです。

 

 

私たち9kyuuのコンパスが示す先は、より良い社会や未来を、皆様と共につくっていくという方向をさし示しています。

 

 

自分が喜ぶことは、地球も喜ぶことであるというシンプルなスタイルで、少しづつでも、だれかにとっての生きる楽しみのお手伝いができるブランドとして、これからも共に楽しんでいけたらと思っております。

 

 

皆さま、これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

それでは、前置きが長くなってしまいましたが、、、

 

12月の星のお便りは、水瓶座時代にぴったりの琳派へとバトンを渡します。

なぜぴったりかと申し上げますと、風神雷神とは、まさに水瓶座、天王星そのものであるのです。

 

こちらは、私がひそかに愛してやまない、琳派後期の画家、鈴木其一の群鶴図屏風を石鹸にしてみました。

 

出来上がってみたら、顔が逆になっておりました。。笑

 

 

それでは本編へどうぞ。

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